スウィトリトな日々

演劇をちょっとずつ日常の中に――。 そんな活動をするスウィトリトのブログです。 アサカワミトがお話ししてます。

2019年03月

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こんにちは。アサカワです。
寒くなったり、温かくなったり。
季節の変わり目を感じるようになってきましたね。

さわやかな春の風をたくさん浴びたいですが、
そうすると花粉も
ものすごく浴びることになってしまうので
なかなか思いっきり外に出ることが
躊躇われます・・・。


さて、
4月も「演劇であそぶワークショップ」
開催いたします

春の心地よい風と共に
ちょっと新しいこと始めてみる
っていうのも
良いんじゃないでしょうか。

それでは日程です。

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【4月のWS日程】(定員6名)

日程:
4月6日(土) 13日(土) 19日(金) 26日(金)

時間:
17:30~21:00

場所:
京阪 枚方市駅すぐ
サンプラザ生涯学習市民センター
第4集会室

料金:500円

氏名
・性別
・年齢
(WSで使うテキストの参考にさせて戴いています)
・参加日
・参加理由(任意)

上記をご記入の上
sweetlittle310@gmail.com
までご応募ください。


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4月は「相手と関わる」ということに
じっくり時間を取ろうと思っています。

普段、
じっくり相手を見て喋ったり、
人に触れるというようなことを、
あまりしていないのではないでしょうか。

今回は
相手に身をゆだねてみたり、
相手を観察することで
凝り固まった自分を少しほぐそうと思います。

具体的なことをちょっと云っておくと
コンタクトインプロを使ったエクササイズを
しようと思っています。

もちろん
テキストを使って遊ぶことも
やっていきますよ。

ご応募お待ちしています!


アサカワ ミト



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こんにちは、アサカワです。
3月の観劇ラッシュ。

今回は、劇団☆流星群さんの
『遠い海の記憶の彼方に・・・』
を観て参りました。

劇団☆流星群さんといえば、
プラネタリウムのドームで
演劇公演をすることで知られていますが、
いままで観る機会がありませんでした。

今回はスウィトリトの
『大人のよみきかせ』に出演してくれた
モウリマサコさんが、
流星群さんに出演されるということで
観て参りました。

場所は守口市は大日にある、
生涯学習センターに隣接している
ムーブ21という施設。

生涯学習センターでは珍しく
プラネタリウムを観ることが出来る施設。
ところがこの3月で
プラネタリウムは閉館することとなり、
今回の公演が
このプラネタ会場での公演としては最後となるそうです。

いざプラネタドームに入ると、
星空を写すための
360°半球型のスクリーンが
頭上を覆っていて、
客席の真ん中には大がかりな、
映写装置や照明機材がドーンと設置されていました。

ちゃんとしたプラネタリウムの設備なので、
その会場の空気感にまずワクワクしました。
この歳になっても、
大きなマシーンを目にするとワクワクするもんですね。

ストーリーは
本島から遠く離れた沖縄県与那国島。
その海底沖には、人工物らしき海底遺跡が実在します。
所謂、沖縄海底遺跡。

その海底遺跡は一体なんなのか。

二人の学者は
海流と地質による自然現象派と
人工的に作られたと唱える派に別れて
言い争うが・・・

という話。

議論系かと思えるあらすじですが、
本編は役者が会場を縦横無尽に駆け回り、
時空を越えて、宇宙も越えて
展開されていきます。

そのタイムスリップをする際に
プラネタリウムの時間になるのですが、
ぐーっと星空が変わり、
与那国での星空を観たときは、
随分景色が違うんだなあと思いました。

プラネタや、映像、照明効果などで
「ムー」に出るようなオカルトネタや
パロディをふんだんに織り交ぜ、
瞬く世界が繰り広げられました。

幻想的な空間を魅せるというのは、
舞台をする人にとっては
みんなが思うことのひとつ。

それを大がかりで手の込む演出を
ふんだんに盛り込む劇団の熱量に
感心しました。


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楽屋にお邪魔して玲央さんに会いましたよー。

『みみばしる』鑑賞記録の後編です。

前回は、
鑑賞前に色々とあったので、
その模様をお伝えするだけとなりました。

今回は、
鑑賞の感想をメインに語ろうと思います。


【『みみばしる』のあらすじ】

30歳になり仕事をやめてしまい
劇団のお手伝いをはじめた主人公は、
ラジオに投稿したハガキが読まれたことで
それを心の頼りにしてのめり込むも、
それ以降なかなか投稿は読まれない。

次第に文章をデフォルメして
過激な内容を書くようになると、
ハガキはまた読まれるようになるが・・・
物語はとんでもない方向へと。

【わたしが感じた3つのポイント】

いま書いたあらすじは、
あくまで主人公視点のエピソードだけで
本編は登場人物それぞれにエピソードがあって、
それぞれが絡み合う、群像劇の仕上がりになっています。

細かなことを書くことは出来ませんが、
この物語の魅力と
わたしが感じた3つのポイントを書こうと思います。

1、それぞれが抱える心の闇

登場人物はみんな
なかなか本音で話し合うことが出来ず
それぞれの手段で、なんとか心で繋がろうとします。
その手段が間違った方向へとエスカレートしていき、
ちょっと狂気的ともいえる展開になるんですが。

その間違った方向へと後押ししてしまうツールとして
ここでは「ラジオ」と「SNS」がキーとなっていきます。

「ラジオ」によって、
自分を誇大させてしまうラジオパーソナリティ。

自分の顔を出さないのを良いことに
自制心を持たない「SNS」ユーザーたちの罵詈雑言。

この物語ではそれが次第に暴露されていきますが、
その醜悪な姿が顔を出したとき、物語が加速していきます。

2、何が起こるかわからないリアルタイムの放送事故。

この舞台は「JUNP OVER」という
ラジオ番組からスタートした企画でした。

作者はそのラジオでは出来ないことを、
舞台にのせていきます。
それは放送事故です。

ちょうど先日、
知り合いと昔のテレビについてしゃべりました。

昔、黒柳徹子が若かりし頃(笑
テレビ黎明期は、生放送が主流でした。

そこでは、様々なハプニングや放送事故が
おこっていたと思います。
そんな中でも、
ひた走ってきた役者たちのエネルギーは
すさまじいものだったとおもえます。

放送事故が良いと云ってるわけではありません。
制限や制約が増えた今、
なにが本当に
「面白い」なのかすらぼやけてきて、
出演者は呪縛のように縛られた中で
人々に発信をしています。

生放送や、
制限の少ない中で輝いた濃度、密度は、
整いすぎた今の番組には欠ける情熱です。

ネットフリックスという、
縛りの少ない制作会社によって作られた映画が
否応なく、アカデミー賞を獲っていく時代が
何を表わしているのか。

そんなことを放送事故という展開から
考えさせられます。

3、真っ直ぐ思いを歌で吐き出す。

それほどに、自由になったようで
より複雑に見えないものに縛られていく私達は
結局、心が増してなにかに縛られた日々。

だから心を歌うミュージカルや、
真っ直ぐに叫ぶものが求められるのかもしれません。

出演者は一般公募で集められた人たちだそうです。
そのビジュアル、存在感は見事でした。
プロの役者というだけでは出せない、
その人がもつ存在感は
このフィクションな作品と、
現実を地続きにさせています。

整いすぎたモノではなく、
人の持っている底力、エネルギー。

それは何かにしばられ
自分を発揮出来ない思いから湧き起こる
野性だなと感じました。

その野性を叫ぶように歌った出演者たち。

そこに人間の持つ本当の輝きをみたように思えます。

【鑑賞後――】

前回の記事で書きましたが、
開演前にヨーロッパ企画の石田さんに
ばったり会いまして。
で、その時にちょっとお願いして
楽屋あいさつに便乗させてもらいました。
ただ普通にチケットを買って、
普通に観て普通に帰るつもりがラッキーでした。

その時の写真が冒頭の玉置玲央さんとの写真です。
玲央さんは、劇中もの凄く叫んでたのに、
終わっても全然声が枯れておらず、
「オレ、のど凄っごく強えーの」って
云ってました。

本当にパワフルな役者です。

こんなステキな役者と知り合えてるのに
いっしょに仕事が出来ないのは、
なんとも勿体ないことなので
いっしょに仕事が出来るようにがんばろ。

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こんにちは、アサカワです。
3月の観劇ラッシュ
(というほどではないですけど)
一発目は

J-WAVE30周年×劇団ゴジゲン10周年
企画公演『みみばしる』

昔から好きな女優
(朝ドラ『ファイト』の時から)、
本仮屋ユイカさんが舞台で主演を張り、
映画『アズミ・ハルコは行方不明』
松井大悟監督と、
その映画に出演した石崎ひゅーいさん
音楽監督を務め、
そして
スウィトリトのワークショップをするうえで
とても影響を受けた玉置玲央さんも出てて。

そういや、
玲央さんのワークショップ受けたり、
呑んだり、ご飯行ったりはしたけど、
玲央さんの出演舞台は
まだ観たことが無かったなあ・・・
(ちょっと失礼ですね)
と思い。。。

そういう色んな好奇心が湧いていたので、
久しぶりに純粋に観劇しに行きました。


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会場に入ると
ラジオ局とのコラボ公演ということで、
こうやってロビーにはラジオブースが。

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公演の制作ノートが読めたり、壁には
稽古期間にあった色々な思い出の写真を貼っていて
開演30分前じゃ楽しめきれないアイテムの数々。

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ひと通りざっと見て席に着くやいなや、
ロビーで松井大悟さんと石崎ひゅーいさんが
生ラジオを始めた
もんだから、
すぐ席を立ち、さっと向かいました。

そんな中、
何故かそわそわして周りをキョロキョロしていたら
(多分、いつもよりミーハーな自分だったから)

あらま、

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ヨーロッパ企画の石田剛太さんがいましたので、
お久しぶりですのご挨拶をしましたよ。
二年ぶりでした。
二回ほど『ヨーロッパ企画の暗い旅』に出たので、
その時のご縁です。

そんなこんなで、
上演前を買った本でも読んで
のんびり過ごすつもりが

開演前に
色々と楽しませてくれる仕掛けが
あふれていたので

本編が始まる頃には
なんか汗ばんでました。


珍しく開演前に色々あったので
舞台の感想やその後の出来事はまた次回に。


みーはーな記事ですいません。。。


アサカワミト

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こんにちは、アサカワです。

3月も
「演劇であそぶワークショップ」
開催します。

演劇経験者はもちろん
未経験、興味があるという方も
参加されており、

気軽に楽しんでいただけます。

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【2019年3月 WS 日程】(定員6名)

日程:3/ 2(土)  8(金)  16(土)  23(土)  29(金)


時間:
17:30~21:00
(途中入室、退室OK)

場所:
京阪 枚方市駅すぐ
サンプラザ生涯学習市民センター
第4集会室

料金500円

・氏名
・性別
・年齢
(テキストを選ぶ際の参考にさせて戴きます)
・参加したい日
・参加理由(任意)
上記をご記入の上

sweetlittle310@gmail.com

までご応募ください。

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3月は、より「あそぶ」を意識して
なおかつシンプルに
「演劇であそぶ」をやっていきたいと思います。

・リラクゼーションとウォーミングアップ
・棒であそぶ
・ひとりで読む
・みんなで読む、あそぶ

上手い下手とかではなく、
どうすればシンプルに楽しんで
演じることが出来るのか。

自分の引き出しを拡げる時間
になると思います。

ご応募お待ちしております。


アサカワ ミト



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